うつの時は怒りすぎ(被害妄想も)に注意する
うつうつの時の脳は、疲労が溜まっていて、
判断もおかしくなりがちです。
これは、脳がバランスと調和を失ってしまっているからです。
これを自分で自覚しているか、していないかはとても大きな差なのです。
うつの時の脳は、脳細胞には興奮させる神経と興奮を鎮める神経があるのですが、
この両方がどちらかに偏ったままに、なってしまうことが多いのです。
一度、怒りだすと止まらない。
一度、泣き出すと止まらない。
一度、興奮すると止まらない。
こんなことになる傾向性が現れます。
しかも、やっかいなことに、これを自分では正常と思ってしまいます。
これがなかなか、自分ではわからないのです。
自分のうつのバロメーターが赤色を示すと、
感情が偏り過ぎることに注意すること
なのです。
私が相談を受けると必ずこのことを何度もいいます。
うつの人は、怒り過ぎる場合があり、
被害妄想が酷い場合があり、
泣き出すと止まらない場合があります。
これは、脳が疲弊してバランスを失っているので、
脳をしっかりと休ませる必要があるのです。
脳がしっかりと休んで、脳の疲れが取れると、
驚くほど、自分の判断が間違っていたことがわかります。
リラックス力がついてくると、数時間でも脳が取れるようになります。
あらゆる判断はここからでも十分です。
うつの時は、「重大な決断はしないこと」と言われますが、これはここからくるのです。
実は、これは「重大」かどうかが自分では判断できないので、
重大な決断をしてしまうことが根本的な原因では
あるのですが、これがうつの時はわからないのです。
うつの時は、自分の脳はバランスを失っているので、
絶対に大きな判断はしないこと。
「決める」という事をしないことです
うつが収まり、疲れが取れてから、判断するようにしたり、
他の人の判断を参考にして、判断するようにしていきましょう。
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