腸は腸内環境やデトックスではよくならない
昨日は、腸をターゲットにしてきた経緯を書きました。
セロトニンとドーパミンは腸で作られる
その部分的がこのブログやメール講座のもっとも重要な根幹になります。
それまでは、脳をターゲットにして対策を練ってきました。
脳に良いということは片っ端から試してきたのです。
しかし、この腸と脳の関連性がよくわかってくるようになると、脳をよくする前に、腸をよくしないといけないということがわかってきました。
脳と腸は親子関係のように、また、兄弟関係のように関連しています。
以前、睡眠障害の患者が過眠の症状を訴えたり、日中のひどい眠気がある時には、塩酸メチルフェニデートというリタリンという薬を出していました。
これは覚せい剤で、眠気をなくし、覚醒させるための薬です。
元々は、アメリカの空軍で夜間や24時間以上戦えるように、眠気をなくすために、開発された薬です。
その薬は、依存性が非常に強いため、一度使ってしまうと、気持がいいためやめれなくなります。
ほんの数年前までよく処方されていましたが、現在はほとんど、処方されなくなったようです。
この薬を常用して飲んでいる人の胃腸を調べると、非常に荒れて、炎症などを起こしている場合が多く、腸に強い刺激があることがわかってきました。
腸に強く作用することで、眠気を覚ます脳内神経伝達物質を生成しているのです。
実は、カフェインも同様に腸に強く作用をします。
腸に作用して、ドーパミンを生成して、目を覚まします。
このようなことから、脳の働きには、腸が非常に関連していることがわかると思います。
うつを治すために腸を改善するには
では、腸を改善するにはどのようなことが効果的なのか??
これも一般的に宣伝されていることは、間違っていることがほとんどです。
まずは、腸内環境を良くしようとすると思います。
私も最初は、ヨーグルトを毎日、一箱以上食べていました。
それも数ヶ月間、一日もかかさず毎日、毎日。
しかし、少しは良いような感じはあったのですが、ほとんど効果は実感できませんでした。
アロエが入っているものや腸の奥まで良質な菌を届けるものなど、色々なものを試してきました。
しかし、これもダメでした。
次に、デトックスなどとにかく、腸内を綺麗にすることが大事だと知りました。
腸内には、宿便という、長期間滞在する便があるらしいのですが、その宿便が悪いガスや腐敗菌を出して、血管中に入り悪さをします。
この宿便を徹底的に排泄する必要があるとよく言われています。
しかし、これも間違っていました。
実は、デトックスをしすぎると「腸は弱る」のです。
究極のデトックスは腸内洗浄です。
腸内洗浄をすると、消化・吸収・移動するためのものがまったくなくなってしまうので、腸はその機能を縮小してしまいます。
いわば、食べ物や便が良い意味の負荷になっているのです。
筋肉も重いものを持っている間は、鍛えられて強くなりますが、重いものをもたなくなると衰えていきます。
これと同じような現象が腸にもおきます。
腸の専門家は、デトックスが悪いというわけではなく、多くても月1回程度がよいと言っています。
腸は、「鍛えること」と「腸の細胞レベルの改善」が必要になります。
長くなったので、次回に続きますm(__)m
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