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セロトニンとドーパミンは腸で作られる

腸をターゲットとしたアプローチ


腸をターゲットとしたアプローチ

うつの7,8年間の流れをまとめると、下記のような流れで仮説をたてて、自分のカラダで検証をしていきました。

通常の心療内科の西洋医学の薬の治療

認知行動療法などの心理療法

サプリメントなどによる脳機能

肝臓をターゲットとした治療

ここまでの治療で、特に効果的だと感じたことは、西洋医学の薬で自分にあったものを見つけることができたぐらいでした。

その他は、これと言った効果は実感できませんでした。

その間に、何度も自分のカラダで不調なところをリストアップしていきました。

そうすると、一つの共通点が見えてきました。

・痩せていて、太ることができない体質。

・3日〜4日に一度の便

・気力と体力が極端に少ない

うつや睡眠障害以外ではこのような共通点が見えてきたのです。

そこから、「腸」にターゲットを移すことにしました。

人よりも腸が弱いのではないか。

ちょうど、西洋医学から東洋医学へ自分の研究が移ってきたところで、胃腸にあたる部分を学習していました。

東洋医学では、胃腸を非常に重要視します。

胃腸を健康にすることで、あらゆる病気が治ることもわかってきました。

自分の胃腸は、人よりも弱く、栄養の吸収があまり行われていないだから、太ることができない。
腸の活動が鈍いから便の回数が少ない。
東洋医学では、食物からの「気」を吸収するのが、腸とされていてそこから、気力の原料である、気が少ないとい仮説ができました。

この仮説にもとづいて、検証していきました。

また、腸は第2の脳と言われるぐらいに、神経回路が脳の次に多い器官でもあります。

セロトニンは、うつではとても重要視されている神経伝達物質ですが、実は、カラダ全体のセロトニンの8割がこの腸に存在します。

また、脳内神経伝達物質のドーパミンもよくうつ病の治療で出てきます。

このセロトニンやドーパミンは、まるで、脳で生成されているようですが、これは脳ではなく、腸で生成されています

腸と脳は深い関係にあります。

ストレスを感じると、下痢をしたり、便秘になったりもします。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍などもストレスが原因でなることが多くあります。

心と胃腸は直結しているように、活動しているのです。

また、逆に、腸は脳とは独立して活動することもできます。

腸は脳からのシグナルがなくても、食物を消化して、栄養を吸収して全身に送ります。

脊髄を損傷して、クビから下が動かせない状態になった人が生きていられるのはこのためです。

脳死の状態でも腸は独立して活動することができるのです。

脳は活動していなくても、人は生きることは可能なのですが、腸が活動していないと人は生きることができません。

大腸を取っても生きている人はいるでは?
と思うかも知れません。

大腸は、ガンになりますが、小腸はほとんど、ガンにはなりません。

大腸ガンで、大腸を摘出しても、小腸だけでも生きることはできます。

しかし、小腸を摘出したら部分的なら生きることはできますが、小腸全体を摘出したら人は生きることはできません。

話はそれてしまいましたが、この腸とうつは関連があることがわかってきたのです。

そこから、私の研究は腸へのアプローチが始まりました。

次へ続きます。




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