うつの「逃げたい」ことの大切さ
私は、うつ病の明確な発症は大学4回生と大学院との間の時期でした。
授業はそれほど大変ではないのですが、研究室に閉じこもって実験をしていてそのレポートを書いたり、バイトをしたり、
ボランティアをしたりととても忙しい毎日を送っていました。
気分障害も激しく、常に落ち込んだ状態で、やる気というよりもなんとか「こなす」ことが精一杯でした。
焦りと「追い詰められた感」がとてもあり、悲壮感いっぱいの毎日を過ごしていました。
その時は、若気の至りで、イケイケドンドンで病気なんてことは考えもしませんでした。
自己啓発ものの書籍も読んでいたので、その中には「逃げてはいけない」という言葉が各書にあり、逃げずにすべてに全力で取り組もうとしていました。
日本の中では、逃げるということが非常にいけない事という文化があるように思います。
確かに、責任を放棄したり、まったく忍耐のカケラもないというのは、ある程度踏ん張る必要があるかと思います。
けれども、自分と自分の人生を犠牲にしてまで、その場に踏みとどまり、本心では嫌だと思っていることを続けて
いくというのは、精神的にも肉体的にもとても良くないと思います。
我慢強い人や非常に頑張る人、責任感が高い人は、この傾向は多いにあります。
このために、うつになる人が多いように思われます。
時には、逃げることが必要です。
自分では完全に追い詰められたように思っていることがあります。
しかし、少し離れて見てみると、そうでもない場合があります。
苦しくてたまらない時は、一目散に逃げるのも手です。
逃げることは悪いことではありません。
自分を守るためなのです。
自分を守るのは自分しかいません。
他人は、誰も自分を守ってくれません。
時には、手を差し伸べてくれることはありますが、それは自分で自分を救おうと思っている人には有効ですが、
自分で自分を救う気持ちがないなら、依存になってしまい今の傷口を広げることにもなってしまいます。
逃げたとしても、自分を責める必要はまったくありません。
自分を責める気持ちはよくわかりますが、
自分を守るために、逃げたのですから、悪いことではなく良いことです。
自分を救うところから始めてみましょう。
きっと、今よりも開けた未来があると思います。
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