リラックス力をつけよう

うつ病がなかなら治らないなら、自分の悪いところを治していくと、
うつ病も改善するかも知れないと思うようになっていきました。

うつ病を発症した当時の僕は、とても忙しくて、自分の不健康な部分には気付いていませんでした。

気付いたとしても、すぐに治ると自分にいいきかせて、そのままにしていました。

うつ病がきっかけで、自分の体の健康に目を向けるようになっていきました。

僕の研究では、忙しくて、うつ病になる人のほとんどが、自立神経に問題が
発生していて、大半が、交感神経のほうに傾いたままになっていて、緊張状態が続いているということがわかってきました。

自立神経には、その２つの神経の強さもあれば、
その２つのバランスもあります。

交感神経が働いたままで、副交感神経になかなか入りづらいから、よい睡眠が取れなかったり、

ストレスが解消できなかったりして、疲労が蓄積されていきます。

僕は、この副交感神経のチカラを勝手に、リラックス力と読んで、そのリラックス力を鍛えることを

メインにして、治癒のプロセスをたどっていきました。

人よりも、リラックスするチカラが弱っていると思ったからです。

自立神経訓練法などありますが、それも試しましたが、なかなか改善しなくて、リラックス力もついたとは

言えなかったので、自分で、あれこれとリラックス力をつけるための試行錯誤をしていきました。