リラックスができない人のリラックス力の付け方

リラックス力をつけるにあたって、

最も大事なことは、

「リラックスしようと思うこと」

なんです（笑）

ボディービルダーは、筋肉をつけたい体の部位をミラーでしっかりと確認しながら、トレーニングを行います。

こうすることで、筋肉の付き具合がまったく違うからです。

筋肉をつけたい部位に、意識を向けることで、その部位の筋肉がつきやすくなります。

これは、人間のあらゆることにも共通していて、まずは、目標をはっきりと定めることを意識する

ことで、結果が大きくかわってきます。

リラックス力でも同じで、まずは、

リラックスしようと心から思うことです。

これだけでも、心と体はリラックスする方向に向きます。

「リラックス、リラックス」と声に出すのも良いです。

リラックスができる状態になると、

次は、「呼吸」です。

まずは、大きく吸って、ゆっくり吐きます。

鼻から吸うとか口から吐くとか、何秒とかはまったく気にする必要はありません。

気にすることは、ゆったりした気持ちになり、リラックスすることです。

３つ目に、「イメージ力」を使います。

想像力は、例えば、酸っぱい梅干しを思い浮かべるだけで、

口の中に唾液が広がります。

この作用を上手に利用します。

あなたは、一番リラックスできる空間はどこですか？？

僕は、温泉に浸かっている時です。

ちょろちょろという温泉が流れる音が聞こえてきて、肩までゆっくりと浸かっている時がリラックスできます。

この

「あなたの一番リラックスできる空間」

をイメージします。

自立神経訓練法では、手や足に意識を向けて、部分的に副交感神経にむかわせますが、あれは

部分的すぎて、効果を感じにくいし、人間的アプローチではないので、続けるのに意識する必要があります。

そうではなくて、この方法では、自分が最もリラックスできる場所を

思い浮かべるだけなので、しやすく、効果もはっきりとあらわれます。

だいたい、このことがマスターできたら、次はリラックスできない、緊張するような環境で、同じようなこの３つのことをしていきます。

こうすることで、緊張するような環境でもしっかりとリラックスできるように、徐々になっていきます。