昼間の強い眠気は慢性的な良質な睡眠不足からくる
昼間の強い眠気
私は、うつの期間のうち8割ぐらいは就職をして働いていました。
大手のメーカーで、電子機器の設計をしておりました。
サービス残業は当たり前で、定時は18時までという決まりはあるのですが、実質の定時は22時半でした。
8時半から会社に出勤して、0時の最終電車に間に合うように働きに働くということはしょっちゅうでした。
うつなので、当然、さまざまな不調はありました。
朝起きるのも辛い、気分は沈んだまま、常に横になりたくて、体は重い。
すべてがおっくうで仕方がないのですが、あらゆる工夫をしながら、死に物狂いの全力で仕事をしていました。
それでもなんとか、上司が2年かかってやっとできた仕事が6ヶ月でこなすことができたりと成果をあげることができ、高い評価をもらっていました。
今、考えるとよくあの状態で、できたな〜とも思いますし、よく死ななかったなぁ(笑)というのが本音です。
そんな中でも、自分はうつという自覚はあったので、少しづつうつを研究していきました。
一番、きつかったのが昼間の眠気でした。
よく不眠症の人の眠気は、普通の人が3日間寝なかった時の眠気がくると言われていますが、まさに表現するのが難しいぐらいの強烈な眠気が襲ってきました。
それは、眠気というレベルではなく、気付いたら
「落ちている」
状態でした。
「はっ、今、寝ていた!」となるのです。
寝る時のビクッとなる「ミオクローヌス」は、みなさんも経験があると思うのですが、それが、目を開けた状態で、ビクッとなるのです。
目はあいていても、脳と体が寝ている状態になってしまうのです。
ナルコレプシーも疑いましたが、ナルコレプシー特有の笑った時の脱力感はなかったので、うつ&不眠症という結論でした。
その時は、会議が非常に恐怖でした。
入社して、数日後の会議で、落ちてしまい、上司からめちゃくちゃに怒られたことがあり、そこから、社内で顔を合わせる会議が怖くなっていきました。
私はあらゆる工夫を考えていきました。
もし、同じ悩みの方がおられるなら参考にしてもらいたいのですが、私は僅かでも眠気がくるとトイレに入るようにしていました。
会議があると、途中でトイレ。
仕事中に眠気がくるとトイレ。
トイレに逃げ込むように、トイレで寝ていました。
トイレで起きると、喉がカラカラで痛い時がよくありました。
ただ、ひとつだけのコツとしては、寝起きの顔で外に出ないことです(笑)
トイレで寝ていたことがバレてしまうので^^;
そんなことをして仕事をしていました。
この昼間の眠気の原因は、うつという枠をもう一段掘り下げると、夜間の良質な睡眠不足です。
慢性的な睡眠不足から、このような昼間の強烈な眠気がくるのです。
私もあらゆる原因を探り、色々な本も読み、病院にも行き、色々な医師にも話を聞いてきました。
現在は、完全に昼間の強烈な眠気がなくなったから言えることなのですが、夜間の良質な睡眠が慢性的に不足しているためにおこることなのです。
「夜間」と「良質」というところがポイントで、どちらが欠けてもダメなんです。
夜行性の動物以外の生き物は、やはり夜間に寝るようにできています。
夜間は脳も体も休める時間なので、体は夜間に向けてあらゆる準備をしています。
夜間に寝れたとしても、良質でないと、寝た気がしなくて、スッキリしません。
惰眠では疲れが取れないのです
。
逆に、長く寝てしまい、寝た気にならないということが起こってきます。
夜間に良質な睡眠が取れるようになると、時間はかかりますが、慢性的な睡眠不足は解消されます。
解消されると、夜間にはよく眠れて、朝はスッキリと目が覚めます。
昼間も寝ようと思えば寝れるぐらいの眠気がわずかにあるぐらいで、非常に活発に活動ができます。
この状態で、前の職場に戻れたら、もっと成果は出せてたのになぁと思いますが、ブラックに近いので、戻りたくはありません(笑)
うつ病解決マニュアル発売中!
無料!うつ病解決マニュアル公開中
↓↓↓↓↓↓
###########################################