うつからの社会復帰をする前に
良くなってきたら家事をする
私は、うつの間は寝ている時間やじっとしている時間がとても長かったので、体力がかなり落ちていました。
動ける時は動けるように、努力していましたが、それでも普通に活動している人に比べても体力がなく、すぐに疲れていました。
回復期に入ってくると、だいぶ活動ができるようになっていきました。
まず、何から始めていこうかとなった時、家事を手伝うことにしました。
掃除やら洗濯物などは、すべて母親にまかせていましたが、それを積極的に私がやらせてもらうようにしました。
食欲もよく出てくるようになったので、料理などにも挑戦するようにしていきました。
最初は、母親に色々と教えてもらいながら、一つ一つ覚えていきました。
少しやる気が出てきたこともあり、家事ができることの喜びもありました。
ほとんど、家事という家事を手伝ってこなかった自分なので、それまでの人生の中で、一番家事をすることになりました。
この家事からあらゆることを学ぶ機会になりました。
仕事とは、日曜日などの休日には休むことができますが、家事は休みの日がありません。
人生でも退職はあっても、退家事(笑)はありません。
当たり前のことなのですが、それがわかっていませんでした。
仕事をして、お金さえ稼いでいれば、良いという昭和な考え方でしたので、家事の大切さをわかっていなかったのです。
家事をしてみて、さらにわかってきたことが、仕事の基本となる部分は、すべて家事の中に含まれていることもわかってきました。
床掃除をする前には、部屋を片付ける必要があり、買い物も献立をたてて、予算なども考慮が必要になります。
洗濯物も効率的に進める必要があったり、天気次第では、部屋で乾す必要が出てきたりします。
さまざまことを考えながら、効率的にすすめていかなければいけないのだなとわかりました。
もちろん、各家庭や各人により、家事のやり方はそれぞれ、違いはありますが、家事というものはどの家庭にも存在します。
うつからの社会復帰を考えた時、まずは
家事から始める
ことがとてもいいと思います。
これまで、家事をしてこなかった人にとっては、私のように新たな発見もあるかも知れないですし、パートやアルバイトから社会復帰を始めようとしている人にとっては、前段階のリハビリになると思います。
社会では、他人との関わりあいが出てくるところなどの違いもありますが、家事ができることが社会復帰の自信につながるのではと思います。
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