病院や医師を選ぶひとつの基準
漢方の授業は医学のカリキュラムでは2コマしかなかった
私は、うつの治りかけの後半ごろ、
今から8,9年前ごろに医学部を目指して
再受験しました。
20代の後半で、無謀といえば無謀なのですが、
医学に非常に興味を持っていた私は、
医師になりたいと思っていました。
受験勉強も一からやり直していきました。
医学部では生物学やら色々と学びたいことが
たくさんあったのですが、その中でも特に
東洋医学に興味が出てきた時だったので、
漢方を学びたいと思っていました。
医学部のある各大学のカリキュラムを大量に
取り寄せました。
医学部でどんなことが学べるのかを具体的に
知りたかったからです。
その中でも特に、通いたいと思っていた医学部は
関西でも名のある人気の医学部でした。
その大学の医学部カリキュラムをみて、愕然とした
のを覚えています。
東洋医学に関する授業がほとんどなく、
漢方に関するカリキュラムが2コマしかも
選択科目であるだけなのです。
現在は、東洋医学や漢方が注目されだしたので、
もっと増えているのかも知れませんが、
その時は、非常に少なかったです。
西洋医学が中心の現代だから仕方がないといえば
仕方がないのですが、それにしても少ないなと
思っていました。
漢方を処方している病院の医師は、医学部を卒業後
みずから進んで、漢方の勉強をしている医師である
ことを知りました。
ほとんどの医師が学会かMRから招待される薬の勉強会
に参加して、それでよしとしているのですが、漢方を
学習しようとすると、かなりの時間を割いて勉強しないと
いけません。
そんなことがわかってきたり、医療現場の裏などの情報を
聞くようになると、医師になりたいという夢もなくなって
いきました。
今では、お金があっても自由がない生活がイヤなので、
今の自分の仕事のスタイルが気に入っていますが、
当時は、医師は憧れでもありました。
漢方は医学部ではほぼ勉強しない
このことがわかってから、逆に、医師や病院を選ぶ
基準の一つに、漢方を処方する(できる)医師を
選ぶようになりました。
漢方は西洋医学と異なって、人のカラダをまったく違う
角度から見る必要があります。
森のなかの木しか見ないのが西洋医学なら、
森全体を見るのが東洋医学です。
視点も考え方も全然違うので、勉強も大変だし
そもそも、その視点や考え方の大切さがわかるように
なるまでに、西洋医学の枠組みを超える必要があります。
そのようなことから良い病院・医師を選ぶ基準ができてきました。
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