頑張れ!よりは大丈夫!
うつの人には、「頑張れ」と言ってはいけないとよく聞きます。
私の経験からも、これはその通りだと思いますし、治ってくプロセスにもよると思います。
治ってきて、うつが軽度になってきた人になら、治療も含めて、「頑張れよ」というのはいいのかも知れません。
しかし、重度や中度の場合は、これが非常に重い負担のようになります。
なぜなら、うつの状態でいるだけで、とても「頑張っている」からなんです。
うつの状態だと、何もしていなくて、じっとしているだけでも、気分の浮き沈みがあったり、カラダが重かったり、やる気がなくてダルかったりします。
「頑張れ」がダメな理由としては、うつは休養が必要だから休ませなけれいけないのに、頑張れと励ますのはいけない、という理由もあると思います。
けれども、私の所感からは、うつの症状があるだけでも非常にしんどいから「頑張れ」は、さらに頑張らなければいけない負担になるからだとも言えると思います。
うつはそれだけでも一つの仕事を抱えているようなものなのです。
周りの人からみると、だらけているように見えたり、普通の健康な人と変りなくみえるので、なぜ言葉や扱いに気をつかう必要があるのかわからないと思います。
それよりも、一言なら
「大丈夫だよ」
という一言が良いかと思います。
うつは、不安でいっぱいの時が多く、不安定な状態でもあります。
そんな時は、周りの人からの「大丈夫だよ」という一言がとても安心でき、嬉しい言葉でもあります。
うつは、うつになって始めてわかる「辛さ」があります。
外傷や皮膚病なら外からみて、「大変だね」となるのですが、うつの場合は、外からはわからないので、本人が一番苦しむようになります。
病人ということで、腫れ物に触れるように扱うというのもおかしいし、本人もそうしてもらいたと思ってはいないと思います。
けれども、ほんの一言や少しのお手伝いをしてほしいと周りの人の助けが必要な時があります。
私もうつになり、治って、やっと両方の立場から見ることができるようになりました。
それぞれ、難しい部分がいくつもあります。
「周りの人ができること」この部分も私の使命だと思っているので、ブログには書いていきたいと思います。
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